インタビューをさせて頂くのは、上記各項に対して責任をもって回答していただける方です。いくつかのCDM大国と言われるような非付属書T国のDNA担当者は、すでにフォローアップインタビューを経験されていて、PPが同席しなくてもDOEだけがインタビューに出向くことが多いようですが、あまり経験がない場合にはPPが同席することを望むようです。ローカルステークホルダーや現地当局に対しては、文書・記録類により客観的に確認が可能であれば、必ずしもインタビューをすることはありません。
DNVの場合には多くの非付属書T国にも事務所がありますので、ホスト国のスタッフがバリデーションチームに参加し、インタビュー時には中心的な役割を担います。
フォローアップインタビューが終わると、課題となっていた事項がどのように検証されたか、あるいは依然として課題として残っているかDOE/PP間で相互に確認されます。
DNVの経験では、フォローアップインタビューに課題が残った状態になって登録申請に進めなかった主な理由はつぎのものです。
1. ホスト国の承認が取れていない
2. 追加性に関する記述もしくは、それを担保するエビデンスが不充分
3. ローカルステークホルダーミーティングあるいは環境影響評価が遅れている
4. PDD上の記述・計算の間違い
4については比較的簡単に、また1や3についても通常は時間が解決してくれる問題ですが、2についてはプロジェクト固有の問題であって、PDDの書き方や時間が解決してくれることではありませんので、計画時に充分吟味しておくことが重要です。
こうして、いくつかの課題が残されている状態で、暫定的な結論としてDraft Validation ReportがDOEからPPに提出されます。この段階での課題(Corrective
Action Request: CARやrequest for CL)の数に一喜一憂する必要はありません。PP側はDOEから指摘された内容に対応し、すべての課題が解決された状態が確認されると、Final
Validation ReportがPPに提出されます。その後、DOEは当該プロジェクトの登録申請をCDM理事会に対して行います。
Final Validation Reportは申請書類の一部をなす重要なものです。
上記の説明は、DNV Certificationのバリデーション手順に従って記述したものです。他のDOEによるバリデーションを予定されている場合には、当該DOEに確認されることをおすすめします。

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